ISO20022

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ISO20022とは


ISO20022 は、金融業務で利用される通信メッセージの登録手続に関する国際規格であり、ISO/TC6826によって2004 年に制定された。
ISO20022 は、金融業務全般をカバーする通信メッセージの標準化の統合的な枠組みを提供することを目的としている。
ISO20022 は、通信メッセージに関する国際規格であるが、具体的なメッセージのフォーマットを直接規定しているわけではなく、登録手続を規定したものである。

通信メッセージ標準として登録するには、XML のメッセージ・フォーマットだけではなく、前提となる「業務モデル」と「通信メッセージ・モデル」をUML表記にてあわせて登録する必要がある。


1984 年にISO77757が制定され、その後、後継の規格として1999 年ISO15022が制定された。ISO15022 は、SWIFT を始めとする証券取引用メッセージのフォーマットとして普及しているほか、2004 年から日銀ネット国債系システムにおいて利用されている。

1990 年代後半に入り、データ記述用言語としてXML が登場すると金融業務向けの通信メッセージとして利用されはじめた。ISO20022 は、当初、前述のISO15022 の後継規格として、証券分野に特化したXML ベースの通信メッセージ標準を目指して開発が進められていたが、XML を用いた金融業務向けの通信メッセージのデファクトスタンダードが銀行・証券分野を問わず開発されるようになったことから、金融業務全般にわたる相互運用性の向上を目指すこととなり、規定された。